京都大学の小林先生との共同設計物件で屋根緑化をさせて頂きました。
ステンレス葺きの屋根に土が流れないように一定の間隔で土止めの区切りをします。
腕利きの板金職人さんの仕事も、草が載ってしまうと見えなくなるのが残念です。
ベースの芝は稲を育てる苗床を使って、スタッフの皆さんと種から育ててつくりました。
芝の中にヒメイワダレソウやポティンテラ・ヒメツルソバという強い草花を混ぜています。
秋の植栽だったので、来春青々と草が茂るころが楽しみです。
木々に囲まれた工房では、春夏秋冬様々な植物を育てられています。
屋根も四季に合わせて変化し、周囲の草花が混ざって年々変化する様子をゆっくり見守っていきたいです。
<西野>