藤森照信先生とアキムラフライング・シー 中谷が共同設計をおこなった
ラコリーナ近江八幡 バス停待合所が竣工しました。
バス停は、藤森先生がラコリーナの計画を始められた当初から
お施主様との話題にあがっていた念願のプロジェクトです!!
滋賀県とお施主様で結ばれた協定に基づき、滋賀県産材「びわ湖材」の杉を梁に用い、
柱には飛騨高山の栗(皮むき丸太)を使って建築しています。
板葺き屋根
板葺き屋根は、藤森先生にとっても新たな挑戦だったそうです。
板葺きとは、油分がある杉板やサワラ板などで屋根を仕上げる伝統的な工法です。
今回は耐久性が高いレッドシダーに波打った銅板を挟むという藤森先生流の仕上げです。
藤森先生のトレードマークともいえる、屋根から突き出た木。
待合所にはシラカシの木が植えられています。
大きくなったら屋根にカシの実がポトンと落ちていい音が聞こえるかもしれないですね。
栗板ポンプ施設更新
こちらは、バス停待合所の裏の田んぼに給水するために昔からあったポンプ施設です。
古くなったので、この機会に藤森先生のバス停待合所と馴染むように
栗板をふんだんに使って更新されました。
完成後も徐々に味わいがでて、近江八幡の風景に馴染んでいくことでしょう。
今後も藤森照信先生とアキムラフライング・シー代表 中谷の共同設計の計画が楽しみです。
~滋賀・京都の注文住宅 アキムラ フライング・シー 一級建築士設計事務所~
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