こんにちは!
今回は先日近江八幡市で行ったワークショップの様子をお伝えします!
近江八幡市の日牟禮八幡宮の近く八幡堀り沿いに
滋賀県立大学 環境建築デザイン学科の研究室による
西の湖の「葦」を使って仮設建築を作るという「ヨシドームプロジェクト」が行われました。
八幡祭りのあと、ラ コリーナへ移設されるということで、
県立大の卒業生でもある 田中と私(白井)が助っ人として参加してきました。
地面が平らでないので、測量機を使って高さを出していきます。
現場にも出ている田中も手伝いながら、固い地盤に杭を打ち込み、レベルを出しました。
八幡堀にて解体された葦のドームは、トラックでラ コリーナまで移動してきた後、場内は人力で運びます。
1つ1つは大きいパーツなのですが、葦でできているので想像以上に軽かったです!
解体したパーツを再度連結して、移動中に壊れてしまった部分も葦で補強しします。
学生さんたちに番線での連結方法のレクチャーをうけて、ひたすら葦を組んでいきます。
すべての補修が終わったら、順番に立ち上げて行く作業に入ります。
©松岡教授撮影
亜細亜大学の松岡先生 滋賀県立大学の永井先生 滋賀県立大白井研究室の学生さんと一緒に記念撮影。
お世話になった先生方と久しぶりにお会いし、一緒に作業をしていると、学生の頃がとても懐かしくなりました。
ボックス状に組んだ葦のパーツでアーチ状に形成し、
その帯状になったアーチが連続して構造物が成り立っています。
葦の耐力は構造のシュミレーションと実験を何度も繰り返されたそうです。
ラ コリーナに突如あらわれた「ヨシドーム」
もうしばらくは展示しておりますので、訪れた際はぜひドームの中に入って
不思議な空間を体感してみてください!
<白井>