こんにちは
今回は認定低炭素住宅についてお話させてもらいます!!
低炭素住宅??名前からは少し読み解きにくいかもしれません。
でも仕組みは簡単!!
2つの基準をクリアしていれば良いのです。
さらに2つの基準のうち一つは好きに選択できます!
(4つの中から2つです!高校時代の選択科目みたいな感じです♪)
唐突ですが、「5分で分かる低位炭素住宅」 開始します!!
①エネルギー対策(必須項目)
省エネ基準の家の1次エネルギー消費量を100とすると
低炭素住宅は、それより10%以上の削減がされているとOK!!
となります。
(※1次エネルギー消費量⇒光熱費をお金ではなく熱量(単位 ”J” ジュール)に換算した値)
②省エネ対策(選択項目;A~Dより2つ選択♪)
1つ目は、水の節約に関することです。
①の節水型の住宅設備には トイレ・水栓・食洗機などがあります。
(なんとトイレに関しては現行の製品であればほぼすべてが節水タイプです!!)
②は水の再利用です。雨水タンクの水で野菜をつくったり、井戸水をポンプでくみ上げて車を洗ったり
といったイメージです。
2つめは、家のエネルギー管理についてです。
①エネルギー管理システムは、家の中のエネルギー消費を自動管理するマシンの導入です。
近未来的な話ですが、実用化されています!!
②蓄電池は、停電の際に普段と同じ生活ができる優れものです。
3つめはヒートアイランド対策です。
①~③では建物や地面を緑でおおって、熱やCO2を吸収します。
④は逆転の発想で、熱や日射を反射して地面の温度が上がるのを阻止する方法です!!
4つめは建物材料を環境負荷の少ないものにする。
または劣化の対策を行うというもの(この対策は長期優良住宅のものと同じ)です。
★補足の話(実は、、、、)
お気づきかとは思いますが、木造住宅を新築すれば(A節水トイレ+D木造建築物)で
低炭素住宅は半分完成したようなものです。(①の省エネ対策で1消費エネルギーの計算は必要です!!)
★補足2(どこでも建てられるわけではない!!)
実は認定低炭素住宅は住宅だけの法律ではなく、
都市のエコ化を図る法律(「通称〈エコ街法〉」の中の住宅に関する規定に従っています。
裏を返すと、建物の場所がどこでも良いわけでは無い(市街化区域の中だとOK!!)と言うことです。
ですので低炭素住宅の認定を考えられている際は事前にご相談ください。
以上、低炭素住宅についてでした!
次回もお楽しみに♪
〈田中〉