こんにちは、今日は竣工物件の紹介をしようと思います。
はずはじめに守山の家を紹介します。
まず、簡単に概要を説明していきます。
【守山の家】
・地域型住宅グリーン化事業(長寿命型) 採択
グリーン化事業についてはこちら(【補助金の話】 地域型住宅グリーン化事業)
・長期優良住宅 認定
【デザイン】
・外観
アースカラーを基調とし、アクセントに杉など自然素材を使用し
敷地いっぱいに建ちながらも周囲の景観になじむようなデザインに仕上げています。
※アースカラー;樹木、草木、空、水など自然のものから抽出した色
・内部
LDKを生活の中心とするべく間取りの設計がされています。
2階からでも吹抜を介してすべての部屋とLDKが接しているので、家族がより一体感を持って生活できます。
・このお家のデザインのキーワード
〈吹抜〉
吹抜空間は家に空間的なつながりを与え、一体感を演出します。
また十分に断熱計画された場合は、家全体の温度を一定に整えるサーキュレーターの様な役割もします。
守山の家では大きな吹抜があるので、この効果は大きくなります。
吹抜に関しては、白井が詳しく解説しているのでこちらもどうぞ♪
〈樹脂窓〉
窓は木造住宅の外気に接する部分の中で一番熱の変動が大きい部分です。
樹脂窓は、本来金属である窓の框部分を樹脂(プラスティックにして)窓の熱の移動を少なくしています。
そのため、金属サッシ(アルミサッシ)よりも高い断熱性を持っているのです。
〈日射取得〉
守山の家では、南面に大きな窓を計画して日光を取り込んでいます。
こうすることで、冬季日射を部屋の中に効率よく取り込み、早く室内が暖まる様にしています。
そんなことしたら夏は暑くなるんじゃないの!?
とお考えかもしれませんが、実は庇の長さを調節して夏は日光が入らないようになっています!!
〈ルーバー(格子)〉
格子は、視線と日光を適度に遮り、中と外を繋げます。
障子や格子など、日本人は昔から、緩やかに空間を繋げる手法を使用してきました。
守山の家でも格子を効果的に利用して、心地よい空間を計画していますよ。
以上守山の家のポイントを住環境的な点からみてみました。
次回もお楽しみに~♪
〈田中〉