先日、建築家 藤森照信先生にお越し頂き、
共同設計中の建物のモックアップを行いました!
モックアップとは、実物とほぼ同じ大きさで実験してみることです。
図面やイメージしていたもの実際に作ってみると、いろいろと見えてきます。
まずは、クッション材の上からトタン板をビス留めすることで表面にシワを作ります。
藤森照信先生も自ら慣れた手つきでビスを留め!
さらに、トタン板の帯の間を左官屋さんによって漆喰を塗って頂きました。
並べて見ると、クッションの厚みや銅板の幅によって模様も変化がわかりやすいですね!
シワが激しくなってしまったり、まっすぐのままになってしまったり、、
いろいろと試してみて、クッションの厚さなど、一番良いものを選んでいきます。
他にも、焼竹を使った装飾や
銅板を折り曲げた外壁の実験も行いました。
今はピカピカに輝いている銅板も雨に濡れて時間が経つと茶色に変化し、
しだいに周辺に馴染んでいくようになります。
最後に板金屋さんや材木屋さんも含めての打合せをしました。
専門の知識も加わって、建物の詳細が決定していきます。
今回モックアップした壁面は
ラ コリーナ近江八幡に新設される建物の展望室の内壁・外壁になる予定です。
どんな空間になるのか楽しみですね!
これから工事にむけてどんどん進んでいきますので
またその模様をお伝えします。
<白井>