バンブーハウス試作実験

こんにちは。

先日、北之庄の現場にて、農機具車庫用のバンブーハウスの試作実験のお手伝いを行ってきました。
バンブーハウスは、断面がアーチ状のトンネルのような形で、割竹を編んで構造体としています。
壁面の編み方は〈六つ目編み〉という編み方で、竹細工のかごなどで使われているものです。
このバンブーハウスは、京都大学の先生に計画していただいているものです。
今日は、その先生と研究室の学生さん三名、現場農園のスタッフ方、
フライングシー松本さんと僕の七名で構造体の原寸大モデル製作の補強を行いました。
まず午前中は、出来上がっているバンブーハウスのアーチの内側に、
もう一つ小さいアーチを作り補強していきました。
2つのアーチは麻紐で結んでいきます。
結び方も独特で何重にもひもを回して縛っていきます。
20140522_1.jpg
少しアーチがしっかりとしてきました。
午後からは、1m~2mくらいに切った割竹をランダムにアーチ壁に編み込んでいきます。
これは小林先生と学生さんが考案された補強方法で〈やたら編み〉と呼ばれていました。
割竹をランダムに編み込んでいくのは簡単そうに見えて、バランスよく配置する必要があったので、
なかなか難しかったです。
やたら編みの次は脚部の補強を番線を使って行いました。
補強はこれで完了、次は具体的にどこに建てるか相談が行われました。
20140522_2.jpg
車庫にする際は、ビニールで雨よけの加工をするそうです。
どんな感じになるのか楽しみですね。
〈田中〉

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