昨年秋に竣工した京都大学の小林先生との共同研究物件の『たねや農藝』さんでは、2月にお引越しを終え、山野草の生込み工房として動きだしています。
冬は雪に埋もれてひっそりしていた緑化屋根では、周囲からやってきた草の種から白やピンクの花が咲き、少しづつ緑に色づいてきました。
足元には裏山の竹林整備で伐採した竹から作った手作り竹チップが敷かれています。
チップのサイズが大きい場所は、歩くたびにカラカラと音がして新鮮な歩き心地です。
左官職人さんが手間暇かけて作ってくださった大きな人研ぎシンクも大活躍しています。
こちらでは、季節ごとのお花を生けて滋賀県外を含めた各地の店舗へ届けられます。
心を研ぎ澄まして生け込みされる光景も・・・
春の訪れを感じる『桜草』 をひと鉢購入して家に飾っています。
小さい鉢植えなのですが花瓶に生ける切花とはまた違ったホッとする感じがあります。
ちょうど、今日は桜草を使った大きな舟鉢をつくられていました。
原っぱのような生け込みで心が和みます。。。
<西野>