京都大学の小林先生との共同研究物件で、
ビニールハウスと共に山野草の鉢植え工房を共同設計させて頂きました。
鉄骨と木の混構造で、建物がゆったり曲がる複雑な構造です。
間口9Mをとばすため、木フレームには集成材を使用しています。
アール部分は1フレームづつ異なる角度の納まりで、
大工さんも苦戦されている様子でした。
物の棟部分の天窓からは、ほんのり自然光がこぼれて、屋根のうねりを感じられます。
鉢植えされる山野草に影響のない程度のほどよい明かりを意識して設計しています。
うねる形状にすることで、実際以上の空間の広がりを感じられる楽しい空間となりました。
<西野>