夏の近づきを感じるこの頃です。
先日、近江八幡で農に取り組む『百菜劇場』さんと京都大学の小林広英先生とで、
三重の竹のビニールハウスを視察に伺ってきました。
昨年2月に近江八幡でワークショップ形式でつくられたバンブーグリーンハウスに来られていた、
三重県の農業改良普及に取り組まれている長野様を中心に、
熊野市にて昨年12月と今年の1月に続けて2棟建設されました。
1棟目は三角屋根で棟のレベルをだす等に苦労されたそうです。
2棟目は割り竹をアール状に張り渡してアーチ形の屋根です。
2棟目の方が少人数・低コストで組み立てられたとのことです。
私達の建てたハウスより太い竹を使ってたり、竹の足元をバーナーで油抜きしていたり、
また違った工法を拝見することができました。
限界集落ともいわれる場所で、いかに農業を盛んにするか
冬から春の農業の新しい試みなど、熱心に取り組まれている姿に驚きました。
このハウスが、周囲のひとの集まる場にもなっている・・・という話も
なんだか嬉しい気持ちになります。
かわったハウスだなぁとひとを集める、それが町の活気にもなる。
刺激をもらって、私達の取組みにも繋げたいと思います。
帰り道、丸山の千枚田と呼ばれる貴重な棚田を見ることができました。
色々な形の田がずっと続き、美しい景色です。
これを守るのもまた苦労なのだとは思いますが、
昔の農の営みが残ってほしいなとも思います。
※百菜劇場のブログはこちら>>http://blog.100seeds.net/?eid=1276192
<西野>