栗の立木視察に引き続き、藤森照信先生と、床に使う石材を探しに、岐阜の石材屋さんへ行ってきました。
この近くに赤坂という日本有数の大理石産地があるのですが、やはり、日本で使われる石材は大方が
海外からの輸入品です。広大な敷地に、海外のあちこちから集められた石材が並べられています。
今回は、ライムストーンの一種を使って、荒削りに仕上げて頂くことに決定。
藤森先生の右後ろにみえる、白い石材です。
展示品のような光沢はださず、マットに仕上げて頂く予定です。
※ライムストーンとは、貝や動物の遺骸が海底で積み重なってできた石です。歴史が詰まっています。
上の写真が、赤坂でとれた大理石です。赤色や金色、黒色、・・・
海外に比べると、少しサイズは控えめですが、色々な表情の石がとれるようです。
こうした、個性的な大理石は、下の写真のように建築のなかでも家具や建具など、アクセント的に使われます。
なかなかこうした石を使う機会はありませんが、やはり高級感がありますね。
<西野>