ようやく滋賀も桜が見頃になってきました。
入学式シーズン、人もまちも色々と動きはじめているようです。
新規物件も土地の測量からスタートです。
上の写真は光波測定機で敷地の形状を測定している様子です。
分譲地のような新しい敷地は、土地の開発時に測量された図がありますが、
少し古い在所の中などでは複雑な形の敷地を測るところから設計はスタートします。
今回は開発の申請・実施設計にあたり、再度測定しています。
そこで活躍する測定機がこの光波測定機です。
なんと、一瞬で距離と角度をだすという機械です。
(繊細な機械だけに振動にも注意しないと故障に繋がるほどで、
この機械を使う時は緊張します。)
光波を設定して、その視線の先に赤白の棒に取り付けた「プリズム」があります。
(写真では小さくて見えませんが)このプリズムに反射した光をキャッチして
このポイントとの距離・角度を測ることができます。
今回測量した敷地は、市街化調整区域にあたりますので、
地目の変更や境界位置の確認などにも注意が必要です。
最近はこういった市街化調整区域などの古い在所の中の土地や
開発の伴うような土地での設計依頼も増えています。
家の工事にかかるまでに土地の開発等で数ヶ月かかることもあるので、
全体のスケジュールを把握しつつ、実施設計や確認申請を進めています。
この土地で計画できるのかな、と不安をお持ちの方もお気軽にご相談くださいね。
<西野>