寒風吹き荒れる中、小林先生、百菜劇場(※)のオーナーさん、地元の方々や竹職人さんが集まって、
5Mの試作を作りました。
最初の写真は竹の節部分に筒をさして膜部分を割っている様子です。
こうして片方の竹にそれよりも細い竹を差し込んで次々と延長することができます。
これは竹にしかできない技です。
これだと素人さんでも手軽でしょうし、この他にもまだ素人さんでは難しいと思われる工事内容もありますが、
徐々に改善していけば手軽に建てることができるのではと思います。
今回のバンブーグリーンハウスの作り方を簡単に説明しますと
1、先日作った定規をあてながら3本の竹をからみ合わせた柱を2Mピッチに建る
2、柱竹に2段の横竹を渡す
3、横竹に5cmほどの割竹2枚を重ねたものを50cmピッチでかけていく
4、割竹にビニールシートを掛ける
以上の流れになります。
今日は3の骨組みが見えるところまでを作りました。竹独特のしなった形がきれいにでています。
今回の試作で実現しそうな事が確認できたので、来春完成に向けてあと少し改善点を検討することになります。
次回20Mに拡大する時はワークショップ形式で作る予定です。
こういった竹の活用方法に関心がある方に工法が広まり、竹の利用が進むことを期待したいです。
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<西野>