約90年前の9月1日、関東大震災がおこり、約50年前に9月1日が防災の日と定められました。
3月11日に起こった東日本大震災、関西では1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災と、これまでも大きな災害に見舞われてきました。
この度、東日本大震災により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
阪神淡路大震災以降、建物の耐震強度が見直され、姉歯の事件以降、建物の評価・管理体制が見直されハード面では改善が進んでおります。
しかし災害への対策として、ハード面での充実とともにソフト面も改善を行う必要があります。
先の震災で高まった防災意識を維持し、起こったときの行動を事前にシュミレーションしておく必要があります。
緊急地震速報が一般的に知れ渡った今では数秒先の地震を認識できますので、慌てずに行動を行いましょう。
まだまだ緊急地震速報の精度は低いかもしれませんが、その都度意識付けをして、もしものときに備えることが大切です。
また、家や職場の近所の避難場所の確認や避難経路の確認、市町村によってはハザードマップをHPにのせていたりもするので、自分の生活圏内にどんな危険が潜んでいるのかを確認するのもいいでしょう。
明後日に台風12号が関西付近を通る見通です。
地震に限らず、家族でゆっくり自然災害に対してどのように対処するか話し合ってみてはいかがでしょうか。
<芹田>