昨年末に京都の住宅が竣工し、今年度新たに長期優良住宅を栗東の方ですることになりましたので、京都に引き続き長期優良住宅の仕様etcをレポートしていきます。
さて、今回は耐震性に関して書いていこうと思います。
「極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。」ということで、FCとしては、耐震等級2以上を満たすことで認定条件をクリアしております。
耐震等級2とはどのレベルなのかというと、建築基準法の1.25倍の強度をもつ住宅をいいます。
品格法によると、建築基準法で定められているのが「数百年に1度発生する地震力に対して倒壊・崩壊しない程度」ということです。
(*品格法…住宅の品質確保の促進等に関する法律の略)
FCでは長期優良の認定に関わらず、耐震等級2もしくは3を満たすようにしています。それの根拠としてSTRDESIGNという構造計算ソフトを使って部材ごとに許容応力度の解析をしています。
構造は家の根幹をなす部分であるため、妥協することなく、三世代先そしてその先でも安心して住まえるよう設計・施工をすすめていきます。
←構造計算書一式
物件によりますが約400page程度になります。
要約したもので簡易的になりますが、3枚から4枚
にまとめたものもあります。
<スタッフS>