◆木工事1 建て方(上棟)編
明けましておめでとうございます。
昨年末に基礎工事を終えた住宅の建て方をさせて頂きました。
雪がちらつく寒い中作業をして頂いた大工さん、お疲れ様でした。
上棟式も無事終わり、思い通りの家が建つ様、お施主さんとも打合せを重ねながら3月の完成に向け
進んでいきたいと思います。
建て方ですが現在の木造住宅のほとんどは、予め加工された(プレカット)柱や梁を図面通りに
組み立て金物で固定していく作業になります。
一般的な戸建て住宅ですと一日で屋根の下地まで組み上がり、全体像が分かります。
図面や模型ではなく実物の大きさを見て、より実感が沸いてくる日でもあります。
上棟とは一般的には屋根の一番上の部材(棟木)を取り付ける事であり、付け終わった後
無事完了を願っての上棟式をして頂きます。
いつも思うのですが、組上がった建物はフレームが灯りに照らされた美しい姿となります。
今回の住宅の構造は柱は集成材、梁は米松材で計画をさせて頂きました。
写真の斜めに固定してある材料は仮筋交いと呼ばれる材料で、上棟の際に建物が垂直に建って
いるかを確認した時に仮に固定する材料です。
筋交いや合板等の耐力壁を付けた後に取り外しますが、現時点では重要な部材です。
次回から木工事や、断熱工事の紹介に入って行きます。
只今7棟の物件を進めていますが、そのうち何件かでオープンハウスも実施する予定ですので、
ご来場よろしくお願いいたします。
中津