先月の続きで長期優良住宅の京都現場レポートです。
建物のほうは竣工に近づき、美装も終わり、もう一息です。
空調の試運転etcを残し、引渡しを待つばかり。
構想から数えると一年近く携わっていると名残惜しくもなりますが、引き渡してからもお付き合いをしていきますので、家の使われ方、生活スタイルの変化に応じて末永く協力させていただきます。
←右の四角く縁取られているのが床下点検口、左が配管スペースの点検口、写真にはないですが天井点検口もあります。
長期優良住宅の認定を受けるためには前出のもののほかにもいくつかありますので、竣工後も現場レポートとは違う形でお知らせできればと思います。
今回は劣化対策についてです。
「長期」優良住宅と名打つわけですから、もちろん長いあいだ家としての機能を持つ必要があります。
大枠だけでいうと、「家としての機能の根幹をなすのが構造体で、柱や梁をしっかりしたうえで、それらを点検・修繕できるようにしましょう。」ということです。
長期優良住宅の政策事体、「一世代で回るスクラップ&ビルドのサイクルを少なくとも三世代はもたしましょう」というわけですので、認定の項目の中でも重要な項目です。
義務化された住宅瑕疵担保保険の認定基準とも重なる項目が多いので、長期優良住宅でなくともそれなりの性能は保証されておりますのでご安心を。
住宅瑕疵担保保険に関しては後日upしますので乞うご期待。
<スタッフS>