家が建つまで(基礎工事編2)

◆基礎工事2 鉄筋工事

今回は鉄筋工事について書かせて頂きます。

前回も書かせせて頂きましたが、当社の基礎は形や鉄筋量について構造計算で安全性を確認しています。

写真は基礎の鉄筋が組み上がった状態ですが、職人さんが丁寧に設計図通りに組み上げます。

そして、第3者である住宅瑕疵担保険の検査員に配筋の検査をして頂きます。

いつも検査員に綺麗に組み上がっていると言って頂きますが、本当に綺麗です。

 

IMG_5510.JPGIMG_5506.JPG

 

基礎については構造計算によってその家の安全性を確認し、場所によっては補強を行ったりします。

やみくもに鉄筋を多く入れたからと言って強度が増すわけでなく、適切な配置が必要です。

 

そもそも何故コンクリートに鉄筋が必要なのか?

鉄筋コンクリート造の構造ではコンクリートと鉄筋は全く違った役割を担っています。

コンクリートは圧縮の力には強いのですが、引張りの力には弱いのです。

住宅の基礎の立ち上がり部分は建物の圧縮力がかかっていますが、地震時には逆の引張り力が加わります。

そこでコンクリートではカバーできない引張り力を鉄筋が担っています。

と言うことはきちんと力が加わる場所を理解し、鉄筋を適切に配置する必要があります。

やみくもに鉄筋を増やしたからと言って、強度が増す訳ではありません。

そのために構造計算を行い、きちんとした工事の監理を行うことが必要です。

 

次回は週明けにコンクリートを打設しますので、(基礎工事3)コンクリート工事をアップさせて頂きます。

 

中津

 

 

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