以前の続きで長期優良住宅の京都現場レポートです。
吹きつけも終わり、足場がばれて、完全ではないですがようやくマチの風景の仲間入りです。
これから、外構工事に入っていき、完成した暁にはマチの風景になじめばと思う今日この頃。
長期優良住宅の認定を受けるには、「居住環境…良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること」とありますが、地域によってその基準はまちまちです。
たとえば、この辺りだと、第二種風致地区と特別修景保存地区という2つのコードがかかっていまして、京都市役所の風致保全課によってマチに対する在り方が規定されています。
それによって「居住環境」の維持を保っています。
風景つながりでもうひとつ。
事務所から現場まで行くのに京都の大原を抜けていくのですが、この時期は毎日が紅葉狩りです。
山々が赤や黄に色づく変化を日々車の窓越しに眺める「ドライブスルー紅葉狩り」。
風景に対する消費もファストフード化してしまうのもどうだろうと考えながら現場へ向かう日々を送っています。
↑家の窓で切り取られた色とりどりの山
外での風景体験がファストフード化しても、家に帰れば外とは違う時間の流れでいられる環境を提供できるよう心掛けたいと思います。
<スタッフ S>