明日から12月です。
昨晩、『高木住道場 美しい住まいのあかり』と言う講演会に行ってきました。
大阪TACT チーフデザイナーである高木氏さんの講習会に行くのは2回目でありますが、
高木氏の講演会は独特であり、若い設計士に向けてのお説教のような雰囲気もあります。
メインの話は住宅の照明計画でありますが、住宅のデザイ
ンについて工業デザインやインテリア、美しい設計とはどう
いうものか様々な観点からお話をされました。
そして講習会に来場している設計士に向け、美しい物を創り
出さなければいけない責任についても自らの照明デザイン
の事例をもとに話をされました。
一番、印象に残ったお話は、「設計を図面上だけでするな」
ということです。
お金を頂いて設計するならば、現場に行き、現場を確認し、
結果を見ろと言う事でした。
いくら図面や3Dの図面上が美しくても、実際のものが美しく
なければどうしようもないとの事です。
設計をするに当たり、前回高木氏の講演での照明計画を頭の片隅に置きながら計画していますが、
改めて勉強になったこともありました。
私達の家作りはもちろん照明計画も行っていますが、自身が設計した家に照明を当てはめるのでは
なく、照明もデザインしながら計画を行う重要性を改めて認識させて頂きました。
照明って単に灯りを照らすだけでなく、デザインの一部として考えましょう。
中津